副作用はありますか?
急性な副作用として、皮膚の赤み、色素沈着、ほてり感などが起こる場合があります。また、過度な照射によって火傷をする場合がありますので、必ず短い治療時間から始めてください。長期の副作用として、照射回数が多くなれば皮膚の慢性障害や老化などを起こす恐れがあります。そのため、適した治療時間や回数が極端に多くならないよう医師の指導のもと治療時間を調整するのが良いでしょう。しかし、これらの副作用は、他の紫外線療法と同様この治療法に限られているわけではありません。ナローバンドUVB療法は現在行われている他の紫外線療法に比べ、急性の副作用・長期の副作用のいずれも起こしにくいと考えられています。
保証やアフターサービスはありますか?
十分にテストと管理がされた上で製造されていますが、万が一製造上の誤りによって生じた欠陥において1年間のメーカー保証がございます。ですが、ユーザーマニュアルを無視した、不適切な取り扱いによって引き起こされた故障や、意図して故障を招いた可能性のあるエラーについては保証の対象外といたします。
また、消耗品やランプの割れ、UVランプの紫外線強度も保証の対象外となります。
Saalux®は日本の家庭用電圧110Vに適応していますか?
はい。日本の家庭用電圧110Vに適応しています。また、差し込み口も日本に適応しています。変圧器や差し込み口をご用意いただく必要はありません。
ナローバンドUV-BとUV-A1ブラシどちらを選ベば良いですか??
乾癬、白斑のテラピーにはナローバンドUV-Bをお選びください。
アトピー性皮膚炎には、ナローバンドUV-Bが有効な場合とUV-A1ブラシが有効な場合がございます。
担当医にご相談の上お買い求めください。
病院のナローバンドUVB照射装置と家庭用のSaalux®UV-Bブラシの違いは何ですか?
Saalux®UV-Bブラシは自宅で個人の方が使う用に開発されたものですので、小さくて使いやすいです。小さい範囲の治療に向いています。
病院で使われているものは大きくご家庭での使用向けてではありませんが全身や広範囲の治療に向いています。効果はほぼ同じです。
どのくらいで効果が出てきますか
個人差がありますが、乾癬やアトピーでは3〜4回で効果が感じられる場合が多いようです。
白斑の場合は10回ほどで色素の再生が見られる場合が多いようです。
使用上の注意点はありますか
必ず保護用メガネをご着用ください。
患部以外(正常の皮膚部分)は布で覆い、正常な肌に照射しないよう工夫してください。
使用時間にご注意くださいー治療時間は少しずつ増やしてください。最初から長くすると火傷する可能性があります。30秒から開始し、効果が見られなければ徐々に5から10秒ずつ長くしていきます。
使い方は簡単でしょうか。
ご自身に適した照射時間と回数を正しく理解すれば簡単にご自宅で治療いただけます。
適した照射時間と回数にご不安な場合は、担当医の指導に従ってください。
光線療法は乾癬にどのように働きかけますか?
健康な肌は通常28日サイクルで生まれ変わります。古い皮膚細胞は最終的にフケの形で落ちますが、乾癬ではお肌が通常よりとても早く生まれ変わるため過剰なフケとなり皮膚表面に現れてきます。このプロセスを、光線療法によって効果的に調整することができます。
光線療法は白斑にどのように影響しますか?
白斑は、メラニンの生成を止める皮膚疾患です。紫外線治療は、患部のメラニンの生成をサポートします。
1日の治療時間と頻度は?
最初は一面を30秒ぐらいから始め、効果がなければ30秒ずつ伸ばしていってください。
週に2から3回のご使用をお勧めしています。
円形脱毛症にも効果的ですか?
ナローバンドUVBでの紫外線照射は円形脱毛症に効果的です。円形脱毛症にはSaalux®ナローバンドUVBブラシ((311 nm・コード部分オレンジ)をご使用ください。